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【入籍後】婚姻届受理証明書とは?使い道や取得方法をご紹介

婚姻届が受理されたことの証明書の「婚姻届受理証明書」をご存知でしょうか。結婚したことの証明や記念になる書類ですが、名義変更などの際に使うこともあります。ここでは婚姻届受理証明書とはなにか、そしてその使い道や取得方法をご紹介していきます。ちなみに市区町村によってはオリジナルデザインの婚姻届受理証明書まであり、新婚のおふたりには要チェックの情報が満載です!

婚姻届受理証明書とは

婚姻届受理証明書とは「婚姻届を受理しました」という証明を行政側がしてくれる書類で、婚姻届を提出した市区町村が発行する公的な書類となります。婚姻届受理証明書には主に以下の内容が記載されています:

●     役所が婚姻届を受理したこと

●     婚姻の年月日

●     夫と妻の氏名

●     本籍

●     筆頭者

自治体によっては通常の紙に加え、上質紙に印字されたものがあり、この特別感がある婚姻届受理証明書は記念として額縁に入れて飾るケースもあるほどです。

婚姻届受理証明書の取得方法

婚姻届受理証明書の取得方法について説明いたします。基本的には婚姻届を提出した市町村で婚姻届受理証明書を取得できます。 請求できるのは届出人本人または代理人で、窓口での請求と郵送での請求が可能です。市町村ごとに婚姻届受理証明書のもらい方の解説ページが用意されていることが多いので、請求前に調べてみるのも◎。なお、もらう時には本人確認書類と発行手数料を用意しましょう。

発行手数料は以下の通りです。

●     通常:350円

●     上質紙(オリジナルデザイン、賞状タイプなど):1,400円

ちなみに通常の婚姻届受理証明書は原則即時発行が可能ですが、上質紙に印字する記念にもなる婚姻届受理証明書は発行まで時間がかかることも。急ぎで使用したい場合は、自治体によく確認してみて。

婚姻届受理証明書の活用方法・使い道

婚姻届受理証明書は記念になりますが、新しい戸籍謄本ができるまでの仮の証明書という使い方があります。婚姻後、新しい戸籍ができるまで1週間から2週間程度かかるため、名義変更などの手続き時の必要書類に婚姻届受理証明書を使うことがあります。必要な手続きが出てくるケースが多いので押さえておきましょう。

住民票の変更に
婚姻届提出後、住民票は新しい名字(新しい戸籍)に変わるまでにタイムラグがあります。すぐに結婚後の住民票がほしい場合は、婚姻届受理証明書を提出するとすぐに書き換えてもらえます。その他、免許証などさまざまな名義変更の手続きで住民票が必要書類として必要なケースも。そこで、入籍後すぐに一旦婚姻届受理証明書の発行手続きを行うのも◎!

パスポートの申請に
氏名や住所など既存のパスポートに記載されている内容を変更したり、新しくパスポートを作成する際にも使えます。婚姻届受理証明書の記載内容をもとにパスポートの記載事項変更や新規発行を"申請"できます。ただし、パスポートの受け取り時は戸籍謄(抄)本の提出が必要なので、注意しておきましょう。

会社への結婚証明として
婚姻により配偶者を扶養に入れる場合、入籍後すみやかに会社への手続きが必要な場合も。その会社への届出に「婚姻届受理証明書」を結婚したことの証明として使えるのが婚姻届受理証明書です。社内規定や担当部署に婚姻届受理証明書が使えるか確認を。また、会社によっては家族手当など福利厚生があるので確認してみても◎

結婚の記念として
結婚したことの記念として婚姻届受理証明書をもらうことがあります。特に後述するような自治体では賞状タイプなどオリジナルデザインの特別な婚姻届受理証明書を発行しているので、気になる方はチェックしてみて。上質紙に印刷され、額縁に入ることもあり・・・結婚の記念としてはバッチリ! 原則、婚姻届を提出しても、控えなど結婚したことの証明書は出ないので、結婚の記念にもらうと◎

挙式で使用する
海外ウェディングで、ブレッシングウェディングという教会で結婚を祝うスタイルの挙式をあげる場合、婚姻届受理証明書が必要なケースも。ブレッシングウェディングはすでに2人が結婚済みであることを証明する必要があるため、婚姻届受理証明書を結婚の証明に使うのです。

婚姻届受理証明書が使えない場合
婚姻届受理証明書は結婚したことを証する公的書類ですが、どんな場合でも使えるわけではないので注意が必要です。ここでは婚姻届受理証明書が結婚したことを証明する書類として使えないケースをご紹介します。

免許証の名義変更
免許証の名義変更では使えません。これは免許証の名義変更には本籍記載の住民票が必要なため。先程ご紹介した、婚姻届受理証明書で新姓に書き換えてもらった住民票を使うと◎!

銀行口座の名義変更
銀行口座の名義変更にも婚姻届受理証明書は使用できません。銀行口座の名義変更には戸籍謄本か名義変更の済んだ免許証が必要なので、先に免許証の名義を変更しておき、その後に銀行口座の名義変更するのがスムーズです。

【注目】地域オリジナルデザインの婚姻届受理証明書

自治体によってはオリジナルデザインの証明書があることも! たとえば、このような市区町村に用意されています:

・京都府京都市右京区  [画像引用元:https://www.city.kyoto.lg.jp/ukyo/page/0000287801.html]

・奈良県生駒市

・滋賀県彦根市

・和歌山県御坊市

・鳥取県大山町

・三重県伊勢市

・三重県いなべ市

・福岡県嘉麻市

・福岡県鞍手郡鞍手町

・佐賀県小城市

・長崎県長崎市

・大分県速見郡日出町

・宮崎県宮崎市 など 

その他、お住まいの自治体のホームページなどで確認できます。婚姻届の届け先にオリジナルの婚姻届受理証明書があるか確認してみて◎

まとめ

婚姻届受理証明書は結婚したことを証明する公的書類として、結婚後の住民票を急いでもらったり、パスポートの申請時に使えるアイテム。ただ、公的書類といっても運転免許の名義変更には使えないなど、ケースバイケースなこともあるのでここは注意ポイントです。名義変更などの手続きに使う際は、添付書類・必要書類として使えるかよく確認をしましょう。 また、自治体によってはオリジナルデザインの特別な婚姻届受理証明書を発行しているので、結婚の記念にもらってもよいですね。